過活動膀胱（かかつどうぼうこう）

出産を経験した　女性が、腹圧性尿漏れから症状が悪化し　過活動膀胱による夜間頻尿に陥ったケースがあります。
こうなってくると　薬物療法で　症状をコントロールしながら　骨盤底筋を鍛える体操を　３ヶ月程度　持続すると　しだいに
症状が　緩和されます。
骨盤底筋を鍛えるには、あおむけで　寝て　尿道　膣　肛門全体を１０秒締め　いったん　力を抜く・・
締めるときは、陰部全体を身体の内側に引き上げるように　運動を１０回繰り返します。

水は、１日に１リットルから２リットルが　適量。
日常生活に支障をきたすようなら　漢方を含めた　薬物療法や電気　磁気による刺激療法　症状に応じて
外科手術などもあります。すぐには、治りませんが、８０%程度　治療効果が得られればOKという　　レベルで
治療を　長く続けていくことが　大事です。

高齢者や嚥下機能低下、水分の摂取を控えている患者に向けた　
過活動膀胱治療剤　を小野薬品から　イミダフェナシン錠　（ステーブラ錠０・１mg）が　
２０１１年４月より発売されます。過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁を改善します。

小野薬品では、杏林製薬と共同で　過活動膀胱治療薬「ウリトス（杏林）」「ステーブラ（小野）」を販売しています。

過活動膀胱の患者さんは、40歳以上の女性の10人に1人入ると言われており　珍しいことでは　ありません。1日8回以上の頻尿だったり　週1回以上の尿意切迫感を経験しています。

アステラス製薬から　過活動膀胱（かかつどうぼうこう）＝OAB=Overactive Bladderの治療薬 「ベシケア錠」が
2011年4月２０日より発売開始されました。　過活動膀胱（かかつどうぼうこう）をはじめ　
尿意切迫感、頻尿、切迫性尿失禁などの症状を改善する薬で、水なしで飲めます。（1日1回経口投与）
過活動膀胱治療剤「ベシケアR錠」（一般名：コハク酸ソリフェナシン）の追加剤形
口腔内崩壊錠「ベシケアROD錠 2.5mg/5mg」

尿漏れって　デリケートな　ことだけに周囲に相談しにくいし　こっそり　薬で　改善　治療をしたい人が
多いのでしょうね。